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母乳が出ないと乳管閉塞や乳腺炎になって大変??

乳管閉塞ってどんな症状?

乳管閉塞は、乳管が詰まってしまうなどによって母乳が上手く出ない症状を指します。初期の症状では「母乳の出が悪いな」程度ですが、段階的にしこりが出来たり乳頭の先に小さな白い点々が出てくる場合があります。乳管閉塞の段階では痛みや熱はほとんどありません。しかし、乳管閉塞を放置しておくと症状が悪化し乳腺炎になる可能性があります。乳腺炎になると痛みを伴ったり発熱してしまったりと症状が酷くなってしまうため、出来る限り早めに対策をするようにしましょう。

乳管閉塞になる原因

乳管閉塞の主な原因は以下の3点になります。

赤ちゃんが上手く母乳を飲めていない

赤ちゃんも生まれた時から上手く母乳を飲めるわけではありません。最初は上手くおっぱいを吸えず、母乳が上手く飲めないこともあります。母乳が上手く飲めないということは、作られてた母乳がきちんと外に出きっていない状態になってしまうため、結果として残った母乳が乳腺を詰まらせる原因となります。

 

母乳がドロドロしている

母乳は血液から作られているため、血液がドロドロしていると母乳もドロドロしてしまいます。当然ですがサラサラした母乳とドロドロした母乳を比べると、ドロドロした母乳のほうが乳腺に詰まりやすくなります。血液をサラサラにするための効果的な方法はこちらをご覧ください。

 

お母さんの血流が悪くなっている

お母さんの血流が悪くなっていると母乳の出が悪くなります。前述したように母乳の出が悪くなると乳腺が詰まりやすくなってしまいますので注意が必要です。血流が悪くなる原因はお母さんの疲労蓄積やストレス、睡眠不足などが原因となることが多くあります。

乳管閉塞の対策

乳管閉塞の対策には以下の方法があります。これをすれば必ず改善されるというものではありませんが、授乳期間中は意識して行うことで、乳管閉塞になる可能性を大幅に減らすことができます。

授乳回数を増やす

乳管閉塞を予防・改善するには、赤ちゃんにおっぱいを吸ってもらうことが一番の方法です。そのため、一度に飲ませる料を調節し、授乳回数を増やすことが推奨されます。

 

授乳時の赤ちゃんの抱き方を変える

いつも赤ちゃんがあまり母乳を飲めていないと感じる人は、母乳をあげる時の赤ちゃんの抱き方を変えてみましょう。いつもの角度だと上手く飲めないけれど、角度を変えてみたらすんなり飲んでくれたというケースも多々あるためです。また、既に乳管閉塞の兆候として小さなしこりがあると感じる人は、しこりが赤ちゃんの下唇側に来るようにしてあげることで、溜まっていた母乳を吸い出してくれることがありますのでお試しください。

 

お風呂などで身体を温めて結構を良くする

血流が悪いと母乳の出が悪くなり乳管閉塞になる可能性が高まるとご説明しました。そのため、対策としてお風呂などで身体を温めて血流が良くなるように促しましょう。

 

締め付けのキツイ衣服は避ける

締め付けのキツイ衣服やブラジャーなども血流が悪くなる原因になります。そのため、基本的にゆったりとした衣服を身に着け血流を阻害しないようにしましょう。

 

リフレッシュする・十分な睡眠を取る

ストレスや疲労、睡眠不足も母乳の出が悪くなる原因です。育児で忙しく、ストレスや疲労が溜まってしまいがちですが、赤ちゃんが寝ている間など時間を見つけて適度にリフレッシュしたり、昼寝をして睡眠不足の解消&疲労解消に努めるようにしましょう。

 

揚げ物などの食事は避ける

食事は母乳を作る血液の質に大きく関わってきます。血液をドロドロにしてしまう揚げ物などは特に避けるようにしましょう。授乳中の食事についての解説はこちら

 

以上のことを意識して乳管閉塞にならないための予防や、既に乳管閉塞の兆候がある人は改善するようにしましょう。もし乳管閉塞をそのまま放置しておくと、悪化して乳腺炎になってしまう可能性があります。乳腺炎については下記で解説していきます。

乳腺炎ってどんな症状?

乳腺炎はその名の通り、乳腺が炎症を起こしてしまうことを指します。乳管閉塞を放置しておくと乳腺炎になってしまう可能性が高まります。乳腺炎は段階的に、「乳房にしこりが出来る(痛みを伴う)→乳房が張って硬くなる→発熱する」という症状を引き起こします。その他にも以下のような症状がある時は乳腺炎の疑いがありますので、専門医を受診されることをお勧めいたします。

  • 乳房が熱を帯びる
  • 乳房に痛みを伴うしこりができる
  • 乳房を押すと痛む
  • 乳房が硬い
  • 腕を上げると胸のあたりが痛む
  • 母乳が黄色っぽい

乳腺炎になる確率は、授乳中のお母さんの約3割だと言われています。誰しもが乳腺炎になる可能性がありますので、しっかりと対策を取るようにしましょう。

乳腺炎の原因と対策

乳腺炎になる原因は、基本的には乳管閉塞と同じで乳管が詰まることによって引き起こされます。乳管が詰まることで、乳腺も詰まってしまい、乳腺が炎症を起こしてしまうというわけです。他の原因として、乳腺に細菌が入ることで炎症を起こしてしまうケースもあります。細菌が入ってしまう原因は、赤ちゃんの口を経由して入る場合と、乳腺が詰まっている状態が悪化して引き起こされる場合があります。いずれにせよ、乳腺が詰まることが原因のため、まずは前述の「乳管閉塞にならないための対策」をしっかり行うようにしましょう。