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SIDS(乳幼児突然死症候群)について知ろう

SIDS(乳幼児突然死症候群)とは

SIDS(乳幼児突然死症候群)は、その名の通り赤ちゃんが突然亡くなってしまう病気です。それまで健康で元気だった赤ちゃんがある日突然呼吸が止まり亡くなってしまうのが特徴です。生後2ヶ月〜6ヶ月の乳幼児に多く見られる病気で、日本では平成27年度の1年間で96名の赤ちゃんが乳幼児突然死症候群で亡くなっています※1
下記の表を見てもらうと分かる通り、「乳幼児突然死症候群」は0歳児の死亡原因の第3位に入っていますが、1〜4歳児の死因原因TOP5には入っていません。このことから、乳幼児突然死症候群は0歳児の時に発症する可能性が高い病気だと言えます。

 

0歳児の死亡原因TOP5
順位 死因

第1位

先天奇形,変形及び染色体異常

第2位

周産期に特異的な呼吸障害等

第3位

SIDS(乳幼児突然死症候群)

第4位

不慮の事故

第5位

胎児及び新生児の出血性障害等

※2

 

1〜4歳児の死亡原因TOP5
順位 死因

第1位

先天奇形,変形及び染色体異常

第2位

不慮の事故

第3位

悪性新生物

第4位

心疾患

第5位

肺炎

※2

 

SIDS(乳幼児突然死症候群)の原因は?

赤ちゃんが睡眠中に突然亡くなってしまう乳幼児突然死症候群ですが、発症の原因は今のところはっきりしていません。今のところ分かっていることは、早産で生まれた赤ちゃん、低出生体重児、喫煙者の母乳を授乳している赤ちゃん、受動喫煙をしている赤ちゃん、うつ伏せで寝ている赤ちゃんが発症リスクが高まるということです。

SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防方法

乳幼児突然死症候群は原因がはっきりしていないため、完全に予防することは出来ませんが、発症のリスクを減らすためにも下記のことを意識して生活しましょう。

 

仰向けに寝かせる

乳幼児突然死症候群は、赤ちゃんがうつぶせに寝ている時に発症リスクが高まると言われています。そのため医師にうつぶせ寝を勧められている場合以外は、1歳になるまでは仰向けに寝かせてあげてください。

 

授乳中のお母さんは喫煙をしない

ニコチンが乳幼児突然死症候群を発症させるリスクを高めます。お母さんが喫煙をしている場合、母乳にニコチンが混ざってしまい、その母乳を飲んだ赤ちゃんの体内にもニコチンが渡ってしまうことになりますので、授乳中はタバコを辞めましょう。

 

受動喫煙をさせない

母乳を通さなくても、赤ちゃんの周りでタバコを吸ってしまうと赤ちゃんが受動喫煙をしてしまいます。当然、受動喫煙でもニコチン入りの母乳を飲むのと同じように乳幼児突然死症候群の発症リスクが高まります。赤ちゃんのいる部屋でタバコを吸わないのはもちろん、外出先でも喫煙スペースには近づかないように気をつけましょう。

 

母乳で育てる

ミルクで育てた赤ちゃんよりも母乳で育てた赤ちゃんのほうが乳幼児突然死症候群の発症リスクが低下する傾向があります。母乳が免疫力を向上させること、舌や顎などの発達が関係しているのではないかと言われていますが、確かなことは定かではありません。ただし、ミルクで育てると必ず乳幼児突然死症候群が発症するというわけではありません。

 

厚生労働省からも

  • 1歳になるまでは仰向けで寝かせる
  • できるだけ母乳で育てる
  • タバコを辞める

の3点を守ることで乳幼児突然死症候群の発症率が低下するデータがあると発表されています。